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支給の可否にかかわること

品川精神科

初診日確定と診断書の作成

障害年金の受給申請には、初診日主義という特徴があります。しかし、うつ病などの精神疾患の場合、傷病名が一度の診察では確定しない場合があります。障害年金の受給対象となる傷病には、さまざまなものがありますが、最初の診断では、対象傷病とは異なる傷病名を告げられることも多いです。しかし、その後、うつ病であることが判明した場合には、他の傷病名がついた初診日が、うつ病ではじめて医師にかかった日となります。うつ病の場合、身体的症状が強く出て医師にかかる人も多く、最初から自分がうつだと考えて受診する人は少ないです。そのため、このようなパターンの初診日の確定となるケースは多いです。初診日主義といわれるだけに、それを証明できなければ、受給申請を行うことが難しくなりますので、精神科以外にかかった医療機関はなかったかを確認する必要があります。また、症状が複雑な場合、複数の診療科をもつ総合病院や大学病院に出向くケースもよくあります。その際、精神科の紹介を受ける前に診察を受けた診療科があれば、そちらが初診日の対象となるので注意が必要です。この初診日を確定させるのは、初診日時点での診断書や加入保険の確認が必要なことも関係しています。ただし、全ての医師が障害年金の制度に詳しいわけではないため、大きな病院であれば、精神保健福祉士や医療ソーシャルワーカーに最初は相談することも大事です。

障害年金の請求を行う場合には、医師による診断書が必要になります。診断書の様式は、現在8種類です。障害の部位によってわけられており、日常生活を送る上で、一番困難な症状が出ているところを目安に診断書を記載してもらいます。うつ病であれば、精神の障害用を選択すれば問題ありません。遡及請求といって、過去に遡って請求する場合には、障害認定日の障害の程度と状態を表すカルテに基づいて、医師に診断書を記入してもらうのが一般的です。現在の症状の診断書は、現在、うつ病の治療をおこなっている医療機関の主治医に記入してもらいます。もし、請求前3か月内に受診していない場合には、医療機関に受診して診断書を作成してもらう必要があります。診断書は、障害年金の等級や支給決定にかかわるとても重要な書類です。可否判定を左右するものといっても過言ではありません。場合によっては、ほぼ診断書の内容で決定されることもあります。また、作成を依頼しても、すぐにその場で書いてくれるわけではないです。医療機関によっては2週間から1か月半ほどかかることもありますので、事前に確認し、なるべく早く作成してもらうようにします。年金の振り込みは2か月に1回ですが、支給はひと月単位です。事後重症請求などは、請求を遅れるとひと月分ずつ支給の対象月が減ることになるので注意します。